死んでしまったあと、「とりつくしま」と呼ばれるモノを通じてこの世に戻れるとしたら—人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”は、「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。 夫のお気に入りのマグカップになることにした妻や、ピッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンになった母など、人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間を描きます。
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